安政4年(1857年)創業の三重県多気郡多気町に位置する老舗酒造。江戸時代後期から160年以上にわたり8代にわたって酒造りを続けている。代表銘柄『鉾杉』は伊勢神宮神域の杉の神木にちなんで昭和初期に命名され、日本一の水質を誇る宮川水系の水と伊勢国産の酒米を使用した酒造りを行っている。世界唯一の希少酒米『弓形穂』を使用した『式 SHIKI』ブランドも展開し、IWC2021で普通酒部門トロフィー『グレートバリューサケ』を受賞するなど国際的な評価も高い。醤油・味噌製造も手がける総合醸造業として地域に根ざした事業を展開している。
安政4年(1857年)、江戸時代後期に三重県多気郡多気町で創業した河武醸造。伊勢神宮に近い櫛田川と宮川に挟まれた紀州街道沿いの山里で、160年以上にわたり8代にわたって酒造りを継承している。社名の由来は河合の『河』と蔵主襲名『武八』の『武』を合わせた『河武』で、酒以外に味噌・醤油も製造するため『醸造』として河武醸造株式会社となった。代表銘柄『鉾杉』は伊勢神宮神域に聳え立つ杉の神木が鉾のような形であることから昭和初期に命名。現在は8代目カワイヒデヒコ氏が代表を務め、伝統的な酒造りを守りながら世界に向けた新ブランド『式 SHIKI』も展開し、国際的な評価を得ている。
酒蔵見学は完全予約制で実施しており、90分コース(試飲付き)と50分コース(見学のみ)を用意。見学時間は午前8時から午後5時まで、日曜・祝日は休館。90分コースでは蔵内見学、蔵元説明、5点以上の試飲、サイダー・ぐい呑み付きで充実した内容を楽しめます。JR佐奈駅から徒歩15分、バス停五桂口から徒歩8分とアクセス良好。櫛田川と宮川に挟まれた美しい山里の立地で、160年以上の歴史を持つ伝統的な酒造りを間近で見学できます。予約は電話・FAX・メールで受付、駐車場完備(大型バス可)。見学料は無料です。
IWC2021普通酒部門でトロフィー『グレートバリューサケ』を受賞し、普通酒として世界一の評価を獲得しました。KURAMASTER『鉾杉 弓形穂 純米大吟醸』がプラチナ賞受賞、SAKE-selection 2018純米吟醸部門金賞受賞など国際的なコンクールで多数受賞。平成3年・4年には全国新酒鑑評会で連続金賞受賞、名古屋国税局新酒鑑評会でも入賞歴多数を誇ります。世界唯一の希少酒米『弓形穂』を使用した『式 SHIKI』シリーズは、三重の新日本酒ブランドとして世界への挑戦を続け、日本一の水質を誇る宮川水系の水と伊勢国産酒米の組み合わせで高い品質を実現しています。
〒519-2174 三重県多気郡多気町五桂234