「はじまりに、いろどりを。」を理念に掲げ、心踊る日本酒体験を提供。300年以上の歴史ある母屋を改修したレストラン『きのえねomoya』、酒蔵内でのキャンプ体験『きのえね SAKE CAMP』、自社農園での農業体験など、日本酒を中心とした総合的な体験施設として進化。代表銘柄『甲子』は、ワイングラスでおいしい日本酒アワードで最高金賞を受賞。
江戸時代・元禄年間(1688年)、佐倉藩主の命により余剰米から酒造を開始。飯沼家は400年の歴史を持ち、元々農業と林業を営んでいた豪農。酒々井町の町名由来となった『酒の井』伝説の地で、300年以上酒造りを継承。現在は15代目当主のもと、伝統を守りながら革新的な取り組みを展開。『きのえね』の名は、飯沼家の屋号『木庭』(きのえ)と酒々井町の『井』(ね)を組み合わせたもの。2023年には東京国税局酒類鑑評会で優等賞(首席)を受賞するなど、品質の高さも評価されている。近年は『きのえねかもしの森』『まがり家ギャラリー』など、日本酒文化を多角的に発信する施設を整備し、地域活性化にも貢献している。