明治2年(1869年)創業の鈴鹿市唯一の酒蔵。創業150年以上の歴史を持つ老舗蔵元として、現在の杜氏・内山智広氏が伊勢杜氏の技術を受け継ぎながら伝統と革新を融合させた酒造りを行っている。代表銘柄『作』はSAKE COMPETITIONで史上初の1位・2位独占を達成し、国内外で高い評価を獲得。鈴鹿山脈の清冽な伏流水を使用し、少量生産で品質管理を徹底することで『誰もがどこでも美味しく楽しめる酒』を目指している。社長・清水信一郎氏のもと、地域に根ざした酒造りを継承しながら、世界に通用する日本酒の製造に取り組んでいる。
明治2年(1869年)、三重県鈴鹿の若松村にて大黒屋清水清三郎商店として創業。『味酒鈴鹿國』の伝統を受け継ぎ、創業以来150年以上にわたり地域に根ざした酒造りを続けている。創業地の若松は海に面し港も近く、かつて多くの醸造業が繁栄した地域であったが、現在では鈴鹿市唯一の蔵元として歴史ある技術を継承している。1952年に清水醸造株式会社に改組し、2012年に現在の清水清三郎商店株式会社へ社名変更。現社長・清水信一郎氏のもと、伝統的な製法を守りながら『日々じっくりと米との対話を繰り返し』、品質向上に取り組み続けている。現在の杜氏・内山智広氏が手がける銘柄『作』は国内外で数々の賞を受賞し、三重県の誇る銘酒として広く知られている。
蔵見学及びお酒の小売り販売は実施していない。酒造りの現場は一般公開しておらず、製造工程の見学や直売は行っていないため、商品は正規販売店での購入となる。ただし、各種イベントや酒類フェアなどで蔵元が参加する機会があり、そうした場で杜氏や蔵元との交流が可能な場合がある。
代表銘柄『作』がSAKE COMPETITION純米酒部門で史上初の1位・2位独占を達成し、国内外で高い評価を獲得している。杜氏・内山智広氏の技術により、伝統と革新を融合させた酒造りが各方面から注目を集め、数々の品評会で優秀な成績を収めている。また地域限定流通ブランド『鈴鹿川』も地元で愛され続け、三重県を代表する銘酒として確固たる地位を築いている。伊勢型紙の文様をラベルに使用するなど、地域の伝統産業への敬意を表した取り組みも評価されている。
〒510-0225 三重県鈴鹿市若松東3-9-33