「ワクワクは若戎から!!」をスローガンに、革新と挑戦を続ける伊賀の酒蔵。170年以上の歴史を持ちながら、8代目蔵元のもとで新たな試みに挑戦し、フルーティーで華やかな香りの日本酒を醸造。創業者の名を冠した「義左衛門」や、地元産米を使用した「真秀」など多彩な銘柄を展開。
嘉永6年(1853年)、黒船来航の年に重藤家7代目義左衛門が藤堂藩より印札を受け、伊賀青山の地で酒造りを開始。170年以上にわたり伊賀盆地で酒造りを続け、現在は8代目が新たな挑戦と革新を続けている。創業者の名を冠した「義左衛門」ブランドも展開し、伝統と革新を融合させた酒造りを行っている。
若戎吟醸館(酒の資料館)での見学が可能。完全予約制で、営業時間は10:00-16:00。毎週土曜日・日曜日・祝日、および8月・12月は休館。入館無料で、昔の酒造道具の展示や酒造りの工程をVTRで見学できる。隣接する蔵元ショップでは試飲も可能。車でのアクセスは名阪国道「上野東IC」より約20分、電車では近鉄大阪線「青山町」駅より徒歩5分。事前に電話での予約が必要。
令和5年酒造年度全国新酒鑑評会で「義左衛門 純米大吟醸 三重山田錦」が金賞を受賞。創業者の名を冠した「義左衛門」ブランドは、三重県産の山田錦や「神の穂」を使用し、三重県オリジナルの5種類の酵母を使い分けることで、地域の特性を生かした高品質な日本酒を醸造している。精米はすべて自社で丁寧に行い、平均58%まで磨き上げることで、高品質な酒造りを実現している。また8代目蔵元・重藤邦子氏のもと、伝統と革新を融合させた酒造りで注目を集めている。
〒518-0226 三重県伊賀市阿保1317