明治32年(1899年)創業、青森県十和田市の酒蔵。「地酒は地方文化の結晶である」を理念に、八甲田・奥入瀬の伏流水と青森県産米を使用し「メイドイン十和田」にこだわった酒造りを行う。「和醸良酒」の精神で、地元の食文化と共に歩む地酒を醸造。杜氏の佐藤企氏は南部杜氏として青森県卓越技能者、あおもりマイスターに認定されている。
明治32年(1899年)、十和田市稲生町で創業。当初は地名にちなみ「稲生正宗」の銘柄で酒造りを始めた。昭和初期、蔵に白い鳩が舞い込み住み着いたことを吉兆と捉え、守り神として大切にし「鳩正宗」に改名。以来、鳩は蔵のシンボルとなり、ラベルにも描かれている。平成16年(2004年)、現杜氏の佐藤企氏が南部杜氏資格を取得。東京農業大学農学部卒業後、家業を継ぎ伝統技術を継承しながら、ワイン酵母仕込みなど革新的な酒造りにも挑戦。平成23年(2011年)青森県卓越技能者、平成26年(2014年)あおもりマイスターに認定。八甲田山系と奥入瀬川の清冽な伏流水を仕込み水とし、地元農家と契約栽培した酒米を使用。「地酒は地方食文化の結晶」という信念のもと、十和田の風土を映す酒造りを続けている。
八甲田・奥入瀬の伏流水と青森県産米を使用した「メイドイン十和田」のこだわり酒造りを実践しています。酒蔵見学については事前にお電話でのお問い合わせが必要です。南部杜氏である佐藤企杜氏のこだわりの酒造りと、昆州初期から続く白い鳩の伝説のある歴史ある酒蔵です。地元の食文化と共に歩む地酒として親しまれています。
全国新酒鑑評会で「吟麗」が金賞を受賞し、青森県内で最多金賞の実績を誇ります。杜氏の佐藤企氏は平成23年11月に青森県卓越技能者、平成26年2月にあおもりマイスターに認定され、青森県内で数少ない南部杜氏として、東京農業大学農学科卒業後、平成16年に南部杜氏の資格を取得しました。伐統技術を継承しながら、ワイン酵母仕込みなどの革新的な酒造りにも挑戦し、精魂込めた酒造りが高く評価されています。
〒034-0022 青森県十和田市大字三本木字稲吉176-2