明治8年(1875年)に蒲池源蔵により創業された6代続く老舗酒蔵で、「時代に寄り添う酒造り」を哲学としています。代表銘柄「黒兜」は、通常焼酎用の黒麹を使用した全国的にも珍しい純米吟醸酒で、イチゴのような甘い吟醸香と生果実を思わせる爆やかな酸味が特徴です。ワイン・アドヴォケイト誌でパーカーポイント90点を獲得し、日本を代表する日本酒に選出されています。伝統的な酒造りを守りながら、革新的な商品開発と時代に寄り添った酒造りを続けています。
明治8年(1875年)に蒲池源蔵により創業され、6代149年にわたり筑後の酒造りの伝統を守りながら、革新的な商品開発で知られる蔵元です。明治時代には、池亀酒造が養成した杜氏が筑後地方の酒造りを支え、久留米の清酒醸造を牠引してきました。代表銘柄「黒兜」は、焼酎用の黒麹を日本酒に使用するという革新的な挑戦から生まれ、顕微鏡で見ると「黒い兜」を被っているように見えることから命名されました。この革新が評価され、ワイン・アドヴォケイト誌で日本を代表する日本酒の一つに選出されました。
酒蔵見学を実施しており、酒造りや池亀酒造の歴史、醸造に欠かせない微生物や発酵に関する詳しい説明を受けることができます。見学の最後には、隣接する直売所「かめのこ」で試飲ができ、ここでしか食べられない「甘酒ソフト」もお楽しみいただけます。筑後川の土手を進んで三潜町に入ると、煙突がシンボルの酒蔵の風景が見えてきます。
代表銘柄「黒兜」がワイン・アドヴォケイト誌226号の日本酒格付けでパーカーポイント90点を獲得し、日本を代表する日本酒に選出されました。さらに第15回フェミナリーズ世界ワインコンクール2021金賞受賞、2022年度KuraMaster純米大吟醸酒の部金賞受賞、2024年度KuraMaster純米大吟醸酒の部金賞受賞など、国内外で高い評価を受けています。また、フクオカコンペティションで6年連続金賞を受賞するなど、品質の高さが継続的に評価されています。
福岡県久留米市三潜町草場545