明治10年(1877年)創業、143年の歴史を持つ酒蔵。2020年に岐阜県中津川市から北海道東川町へ移転し、日本初の公設民営醸造所として新たなスタートを切った。「感謝の酒造り」をモットーに、地元に誇れる三千櫻らしい酒を醸す。
三千櫻酒造は明治10年(1877年)に岐阜県中津川市で創業した143年の歴史を誇る酒蔵である。創業者・山田三千介の名を冠した代表銘柄「三千櫻」と共に、中山道の宿場町であった中津川で長く地元に愛される酒を造り続けてきた。2020年11月7日、気候変動への対応と「百年続く酒蔵」の伝統を次世代に繋ぐため、北海道上川郡東川町への移転を決断。東川町初の酒蔵として、また日本初の公設民営型醸造所として新たな歴史を刻み始めた。この前例のない移転は、温暖化による酒造り環境の変化に対応すると同時に、地方創生の新たなモデルとして注目を集めている。北海道の冷涼な気候と豊かな自然環境を活かし、「感謝の酒造り」をモットーに、地元に誇れる「三千櫻らしい酒」を世界に向けて発信。伝統を守りながら新しい挑戦を続け、日本酒業界に新たな可能性を示す酒蔵である。
2020年11月7日に北海道東川町へ移転したため、岐阜県での見学は現在実施していない。143年間中津川の地で酒造りを続けてきた歴史ある酒庫で、温暖化への対応と百年続く伝統を次世代に繋ぐための移転で、日本初の公設民営醸造所として新たな歴史を刻み始めた。
岐阜県中津川市で143年間の酒造りの伝統を守り続け、地元に愛される酒として高い評価を受けてきた。気候変動への対応としての酒庫移転は日本初の事例であり、日本酒業界の気候リスク管理の先駆事例として注目を集め、地方創生の新たなモデルとしても評価されている。
岐阜県中津川市田瀬25(移転前)