元文5年(1740年)創業、青森県八戸市の歴史ある酒蔵。「陸奥男山」「陸奥八仙」の銘酒を醸造。青森県産米100%と青森県オリジナル酵母を使用し、安全で美味しい地酒造りを継承。大正時代建築の6つの建造物が国の登録有形文化財に指定されており、伝統的な酒造りの技術と現代の品質管理を融合させた醸造を行う。
元文5年(1740年)、近江国(現・滋賀県高島市)出身の初代駒井庄三郎が陸奥の地で酒造りの道に入り、安永4年(1775年)から本格的な酒造業を開始。以来、駒井家代々が「駒井庄三郎」の名を襲名し、現在8代目まで続く老舗酒蔵。港町八戸の豊かな海の幸と共に愛される「陸奥男山」は、創業以来の看板銘柄として地元で親しまれ、新たに誕生した「陸奥八仙」は全国の日本酒愛好家から高い評価を得ている。大正時代に建設された北蔵・西蔵・煉瓦蔵・主屋・文庫蔵・煉瓦塀の6つの建造物は国の登録有形文化財に指定され、歴史的価値を保ちながら現役の酒蔵として稼働。蟹沢地区の清冽な地下水と青森県産の酒米を活かし、伝統技術と革新的な醸造法を融合させ、日本酒文化の発信と海外輸出にも積極的に取り組んでいる。
蔵見学のオンライン予約が可能で、大正時代建築と6つの建造物(北蔵・西蔵・煉瓦蔵・主屋・文庫蔵・煉瓦塁)は国の登録有形文化財に指定されており、歴史的価値と現役の酒蔵としての姿を同時に楽しむことができます。蔵見学では伝統的な酒造りの技術と現代の品質管理を融合させた醸造現場を見学でき、周辺の観光情報も提供されています。港町八戸の豊かな海の幸と合わせて楽しめる立地です。
2025年にIWC2025最高賞トロフィーを「陸奥八仙 ピンクラベル 吟醸酒」が受賞したほか、世界酒蔵ランキング2021で第1位、世界酒蔵ランキング5年連続5つ星を獲得しています。国内では2024年「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」で「陸奥男山 CLASSIC」が金賞、2023年「US National Sake Appraisal 全米日本酒歓評会2023」で「陸奥八仙 華想い4050 純米大吟醸」が金賞、「レイメイ40」と「華想い4040」が銀賞を受賞。南米チリのコンペティション「カタドール」では2022年、2024年の2回にわたり第1位の「メホール・サケ」を受賞し、国際的な評価を得ています。
〒031-0812 青森県八戸市大字湊町字本町9番地