岐阜県下呂市金山町に位置する享保5年(1720年)創業の老舗蔵。清流「飛騨川」と「馬瀬川」の合流地点の伏流水を使用し、地元「ひだほまれ」を中心に酒造りを行う。自社杜氏・後藤克伸氏のもと、伝統と革新を融合させた酒造りを展開。
享保5年(1720年)創業、300年以上の歴史を誇る奥飛騨酒造。代表銘柄「初緑」は尾張藩主から命名された由緒ある酒で、その命名板木は今も蔵に保存されている。2014年に社名を「奥飛騨酒造株式会社」に変更し、新たな歩みを進める。近年は国際的な評価も高く、2021年Kura Master金賞、2019年Kura Masterプラチナ賞、2021年ボルドー酒チャレンジ金賞など、数々の受賞歴を持つ。「水と緑に囲まれた山里の酒」をコンセプトに、地元の米「ひだほまれ」と飛騨川・馬瀬川の伏流水を活かした酒造りを貫く。酒蔵見学も可能で、伝統の技と歴史を体感できる観光スポットとしても人気を集めている。
酒庫見学は要予約で、電話での事前申し込みが必要。下呂温泉から車で30分、JR高山線「飛騨金山」駅から徒歩10分の立地でアクセスしやすい。本店は日曜休業、高速店は水曜休業。飛騨川と馬瀬川の合流地点の美しい自然環境で酒造りを体感できる。
2025年クラマスターで「初緑 大吹醸」がプラチナ賞を受賞。過去にも2021年クラマスター金賞、2019年クラマスタープラチナ賞、2021年ボルドー酒チャレンジ金賞など、特にフランスでの国際的な評価が高い。300年以上の歴史と尾張藩主から命名された「初緑」の由緒ある銘柄が評価されている。
岐阜県下呂市金山町金山1984番地