大正2年(1913年)にアメリカから帰国した宮田十五郎により創業された新見市唯一の酒造場です。三光山に棲むとされる伝説の三光鳥(「月・日・星」と鳴く鳥)にちなんで名付けられ、高梁川の上流部、神代川のほとりという清らかな水源に恵まれた立地で酒造りを行っています。地元岡山県産の「山田錦」と「雄町」を契約栽培により調達し、持続可能な農法で育てられた米を使用。伝統的な「甘・辛・ピン」の味わいが特徴で、小仕込みによる丁寧な酒造りと主に岡山県北部での地域密着型の販売を行っています。
大正2年(1913年)、アメリカでいちご栽培に成功した宮田十五郎が帰国後に創業した酒造場です。創業者の宮田十五郎はアメリカ移民として成功を収めた後、故郷の岡山県新見市に戻り、地域に根差した酒造業を始めました。酒造場の名前「三光正宗」は、近くの三光山に棲むとされる伝説の三光鳥に由来しており、この鳥は「月・日・星」と鳴くと言われています。立地は高梁川の源流域にあたる神代川のほとりで、豊かな自然環境に恵まれています。創業以来100年以上にわたって新見市唯一の酒造場として地域の酒文化を支え続け、現在も地域密着型の経営方針を貫いています。
酒造場には直売店・事務所があり、日本酒の直接販売を行っています。毎年3月には「新酒まつり」を開催し、限定販売の「ひのくち朝しぼり」などの特別な商品も提供しています。駐車場も完備されており、新見ICから車で20分、JR新見駅から25分とアクセスも良好です。新見市の観光と合わせてお楽しみいただけます。
「三光正宗 大吟醸」が全国新酒鑑評会で4年連続金賞受賞(2025年まで)という輝かしい成果を収めています。現在製造している日本酒は辛口タイプでアルコール度数16%、すっきりとしたバランスの取れた味わいと優れた香りが特徴で、その品質の高さが全国レベルで評価されています。
〒719-3702 岡山県新見市哲西町上神代951