糸島半島の中央に位置し、1870年(明治3年)に浜地新九郎により創業。「杉能舎」の名は、初代が能を愛し杉材で能舞台を建てたことに由来する。伝統的な日本酒だけでなく、北部九州初のビール製造免許を取得し、世界大会で金賞を受賞するクラフトビールなど、「遊び心を忘れない」という理念のもと革新的な商品を生み出している。
明治3年(1870年)、浜地新九郎により創業。江戸時代には糸島半島を管理する大庄屋として、余剰年貢米で客人をもてなす酒を醸造していたことがルーツ。初代が芸能を愛し、杉材で能舞台を建てたことから「杉能舎」と命名。4代目は「酒造りに情熱を注ぎながらも遊び心を忘れるな」という初代の教えを守り続けている。
いつでも酒蔵案内と無料試飲を行っており、伝統の日本酒、受賞歴を誇るクラフトビール、糸島産果実のリキュールなどを試飲できます。隣接するパン工房やレストラン(杯能舎麦酒工房)では、ビール酵母や酒粕を利用した酒蔵ならではの料理やパンを楽しめます。駐車場あり、大型バス3台まで対応可能です。
1997年から始めたクラフトビール造りで、その年に世界のビールサミットで金賞を受賞しました。アンバーエールは1997・2001・2003・2004・2007・2008年のインターナショナルビアコンペティションで金賞を受賞し、2008年のジャパンアジアカップでは銀賞を受賞しました。九州第1号のビール製造免許を取得し、国際的な評価を得ているクラフトビールのパイオニアとして知られています。
〒819-0395 福岡市西区元岡1442