利守酒造は慶応4年(1868年)創業の歴史ある酒蔵で、岡山県赤磐市西軽部に蔵を構えています。代表銘柄「酒一筋」で親しまれ、幻となっていた雄町米の復活に大きく貢献した蔵元として知られています。蔵のある軽部地区は昔から雄町米の中でも特に良質なものが採れる地域として有名でした。四代目蔵主・利守忠義氏が「よい米で本当の酒を」という信念のもと、昭和40年代後半に軽部産雄町米の復活事業に取り組み、復活させた軽部産雄町米を「赤磐雄町米」と命名し、純米大吟醸「赤磐雄町」として世に送り出しました。現在では「地米・地の水・地の気候と風土」で醸してこそ真の地酒という理念のもと、全ての酒を吟醸造りで製造し、米の磨きは55%以下という高い品質基準を維持しています。
利守酒造株式会社は慶応4年(1868年)の創業以来、150年以上にわたって岡山県赤磐市で酒造りを続けている老舗蔵元です。明治維新という激動の時代に創業し、代々受け継がれた伝統的な酒造技術を基盤としながらも、時代に応じた革新的な取り組みを続けてきました。特筆すべきは、四代目蔵主・利守忠義氏による幻の酒米「雄町米」復活への取り組みです。昭和40年代後半、戦後の農業政策により姿を消していた軽部産雄町米の復活プロジェクトに着手し、地元農家との協力のもと、長年の努力によって見事に復活を果たしました。この復活した軽部産雄町米を「赤磐雄町米」と命名し、その特性を活かした純米大吟醸「赤磐雄町」を開発、日本酒業界に大きなインパクトを与えました。現在も「地米・地の水・地の気候と風土」という三位一体の理念を貫き、真の地酒造りに取り組んでいます。
〒709-0813 岡山県赤磐市西軽部762-1