文化元年(1804年)創業の220年以上の歴史を持つ老舗酒造です。井原市芳井町の豊かな自然に恵まれた環境で、地元産米による「井原テロワール」の酒造りに取り組んでいます。代表銘柄「蘭の譽」をはじめ、大吟醸原酒『朗廬の里』、「嘉作」など多彩な銘柄を醸造。渋沢栄一ゆかりの酒としても知られ、文豪谷崎潤一郎が愛した小さな酒蔵として文学的な価値も持つ特別な存在です。全国新酒鑑評会入賞や備中杜氏組合品評会1位など、確かな技術力を誇ります。
文化元年(1804年)の創業以来、220年以上の長い歴史を刻む老舗酒造です。江戸時代後期から続く伝統的な酒造りの技術を代々受け継ぎながら、岡山県井原市芳井町という山間の美しい自然環境の中で酒造業を営んできました。明治時代には実業家渋沢栄一との縁もあり、近代においては文豪谷崎潤一郎が愛飲したという逸話も残る、文化的価値の高い蔵元でもあります。現在は地域の風土を活かした「井原テロワール」の概念のもと、地元産米を使用した酒造りに力を入れ、伝統と革新を融合させた高品質な日本酒の醸造を続けています。
酒蔵見学のご案内ページが用意されており、蔵見学が可能です。詳細については公式ウェブサイト(http://yamanari.jp/tour/)をご確認いただくか、直接お問い合わせください。歴史ある酒蔵の見学を通じて、220年の伝統と井原テロワールの酒造りをご体感いただけます。
令和4年度全国新酒鑑評会で入賞の栄誉に輝きました。また、2023年の備中杜氏組合品評会(第二部)では見事1位を獲得するなど、伝統的な技術力の高さが全国レベルで評価されています。これらの受賞歴は、220年にわたって培ってきた酒造技術と品質への真摯な取り組みの成果です。
〒715-0006 岡山県井原市芳井町簗瀬23