昭和19年(1944年)設立、一関市に位置していた酒蔵。中尊寺の山号である「関山」の名称使用を許可された銘柄を製造。南部杜氏による低温長期発酵で酒造りを行っていたが、2019年から自社製造を停止し委託製造に転換。2024年7月末をもって清酒事業を終了。
昭和19年(1944年)戦時中の企業整備令により、西磐井・東磐井両郡の16の酒店が合併して設立。昭和27年に本工場を建設。2024年7月末をもって清酒事業を終了。
2024年7月末をもって清酒事業を終了したため、現在は酒蔵見学や観光受け入れは行っていない。本社工場跡地は現在ショッピングモールとなっており、約80年間地域に親しまれてきた両磐酒造の歴史を偲ぶことができる場所として、地域の思い出の一部となっている。
中尊寺の山号である「関山」の名称使用を許可された数少ない銘柄として、平泉の歴史と深い関わりを持つ由緒ある酒造りを続けてきた。戦時中の企業整備令により西磐井・東磐井両郡の16の酒店が合併して設立された歴史的背景を持ち、約80年間にわたり地域を代表する酒蔵として親しまれ、一関市の産業史において重要な役割を果たしてきた。
〒021-0881 岩手県一関市末広一丁目8番23号