1869年(明治2年)創業、150年以上の歴史を持つ若林酒造有限会社は、世界遺産・石見銀山の銀を運んだ歴史ある港町・温泉津に唐一残る造り酒屋です。代表銘柄「開春」は、中国の詩人・陶淵明の詩から名付けられ、酒を愛した詩人にちなんでいます。香りよりも米の旨味を重視し、飲み飽きしない、すっきりとした後味を目指した酒造りを実践しています。全量純米蔵へと転換し、特に伝統的な「生酲」造りを島根県で初めて復活させたことでも知られ、現杜氏の山口竜馬氏のもと、伝統と革新を融合させた酒造りで注目を集めています。スパークリングワインのような発泡性日本酒も人気で、毎年異なる米の味を生かした「その年だけのオンリーワンのお酒」を目指しています。
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若林酒造では、JR山陰本線・温泉津駅から徒歩5分とアクセス抜群の立地にあります。営業時間は7:00~19:00で定休日はなく、年中無休で営業しています。大きな看板が掲げられた玄関を入ると、昔懐かしい幅広い土間の空間に、瓶詰めされた日本酒や女将さん手作りの酒器や雑貨が並んでいます。代表銘柄「開春」のお酒や純米酒粕石鹸などの販売も行っており、温泉津温泉観光と併せて気軽に立ち寄りいただけます。駐車場はありませんので、車でお越しの際は事前にご相談いただくことをお勧めします。
明治2年(1869年)初業で150余年の伝統を持ち、温泉津に唯一残る造り酒屋です。現杜氏の山口竜馬は近年まで廃れて使われなくなった製法「生酑」を島根県で初めて復活させた杜氏として知られ、伝統的な酒造り技術の継承と革新で高い評価を得ています。
〒699-2511 島根県大田市温泉津町小浜ロ73