明治27年創業、福井市江上町で130年以上の歴史を持つ小さな蔵元。福井県産原料100%と木槽搾りにこだわり、FK酵母専用使用で「越の鷹」を醸造。蔵元杜氏・康晴氏のもと、香りと旨味のバランスを重視した純米吟醸造りに注力し、アットホームな雰囲気で福井の地酒を丁寧に仕込んでいる。
明治27年(1894年)創業の伊藤酒造は、福井市一乗谷地区で130年以上の歴史を刻む蔵元。「越の鷹」の銘柄で知られ、2008年頃から本醸造中心から特定名称酒への転換を図り、純米吟醸に特に力を注ぐ。福井県産原料100%にこだわり、米も酵母もすべて福井県産。FK酵母専用使用、新開発酒米「さかほまれ」も積極活用し、伝統的な木槽搾りで丁寧に酒を搾る。明るく親しみやすい杜氏・康晴氏のもと、笑い声の絶えないアットホームな雰囲気で酒造りが行われ、香りと旨味のバランスを追求した福井の地酒を醸造している。
福井藩菩提寺「大安禅寺」近く、九頭竜川沿いに蔵を構える。蔵見学は要事前連絡。手作りにこだわった昔ながらの木槽搾りでの酒造りが特徴で、福井県で最も小さな蔵元として知られる。にこやかな蔵元杜氏が醸す個性的な純米吟醸を味わえる。
蔵元杜氏として10年目を迎えた際、福井県新酒研究会において初入賞を果たした。元々本醸造のみの製造から平成20年頃に特定名称酒へ転換し、純米吟醸造りに注力。FK酵母と福井県産米100%使用の酒造りで、福井県の素材の良さを県内外に発信している。木槽搾りによる雑味の少ない個性的な味わいが評価されている。
〒910-3113 福井県福井市江上町44-65