2004年設立の奥出雲酒造は、島根県仁多郡奥出雲町にある比較的新しい酒蔵です。当時の仁多町が旧八千代酒造を取得し、第三セクター方式で設立されました。神話の故郷として知られる奥出雲町で、全量地元産米を使用した純米酒造りにこだわり、自家精米による「外硬内軟」の蒸米と徹底的な衛生管理のもと、微生物との対話を重視した酒造りを実践しています。代表銘柄「仁多米」は西の横綱と称される地元のコシヒカリを使用し、全国新酒鑑評会や全米日本酒歓評会での受賞歴を持つ高品質な日本酒を醸造しています。また、道の駅「酒蔵奥出雲交流館」を併設し、観光拠点としても地域に貢献しています。
奥出雲酒造の歴史は大正15年の八千代酒造株式会社設立に遡りますが、現在の形になったのは平成16年(2004年)のことです。当時の仁多町が経営難に陥った旧八千代酒造を取得し、奥出雲酒造株式会社として第三セクター方式で再出発しました。同年12月には道の駅「酒蔵奥出雲交流館」が開館し、2007年に正式に道の駅として認定されました。神話の故郷として知られる奥出雲町で、地域資源を最大限に活用した酒造りを展開し、全量地元産米を使用した純米酒造りという明確なコンセプトのもと、品質向上に取り組んでいます。亀嵩温泉玉峰山荘に隣接した立地を活かし、温泉スタンドも設置するなど、観光拠点としての機能も果たしながら、地域経済の活性化に貢献しています。
道の駅「酒蔵奥出雲交流館」で気軽に日本酒の試飲体験ができます。営業時間は9:00~19:00で、定休日は1月1日のみ、20歳以上の方を対象とした試飲コーナーでは、代表銘柄「仁多米」をはじめとする様々な日本酒をお楽しみいただけます(飲酒運転は禁止)。館内にはセレクトショップもあり、地元特産品や日本酒の購入も可能です。無料駐車場(普通車40台、バス3台)を完備し、道の駅として多くの観光客に親しまれています。亀嵩温泉玉峰山荘に隣接しており、温泉スタンドもご利用いただけます。
全国新酒鑑評会入賞や全米日本酒歓評会での複数の金・銀賞受賞実績を持ち、高い品質が評価されています。地元産米100%使用、全量純米造りというこだわりで、神話の故郷・奥出雲の恵みを活かした酒造りで知られています。
〒699-1701 島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1380番地1