天佑酒造有限会社

1907年（明治40年）に松江市矢田町で創業した天佑酒造有限会社は、117年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。明治後期の創業以来、地域に根ざした酒造りを続け、世代を超えて伝統の技術と精神を継承してきました。松江の水と気候、そして地元の米を大切にした酒造りの哲学は、代表銘柄「旭天佑」「旭天祐」に反映されています。現在は杜氏の山尾昌平氏の指導のもと、小規模ながらも丁寧な手作業による酒造りを実践し、品質の向上と伝統の維持に努めています。島根の気候風土と、長い歴史の中で培われた技術が融合した、地域性豊かな日本酒を醸造し続けています。

天佑酒造では現在一般の見学は受け付けておりません。小規模な酒蔵であるため、酒造りの現場を見学することは困難ですが、松江市内の酒販店や酒小売店で「旭天佑」「旭天祐」の購入が可能です。松江観光の際に、地元の酒販店で地酒としてお楽しみいただけます。お問い合わせや購入に関しては、事前にお電話でご相談いただくことをお勧めします。