明治19年(1886年)創業、岩手県紫波郡紫波町に位置する蔵元。蔵の近くにある史跡「月の輪形」に由来し、前九年の役の伝説にちなむ。女性杜氏による酒造りを行い、岩手県産米を90%以上使用。もち米100%の純米酒も製造するユニークな蔵元。
{ "founding": "明治19年(1886年)、横沢家4代目徳市が創業", "nameOrigin": "蔵の近くにある史跡「月の輪形」に由来。前九年の役で源義家が池に映った源氏の旗印の日月が金色に輝くのを見て勝利の吉兆とした伝説", "milestones": [ "初代は福井県若狭出身で麹屋を営む", "4代目徳市が酒造業を開始", "現在5代目横沢裕子が女性杜氏として活躍", "2015年 横沢孝之が代表取締役社長就任" ] }
事前予約で蔵見学を実施しています。直売店「わかさや」では米こうじを使ったジェラートやアイスクリームを販売し、日本酒の無料試飲もお楽しみいただけます。営業時間は10:00~17:00(水曜定休)で、地元紫波町産のモチ米や野菜・果物を活用した商品開発にも精力的で、特に「りんご梅酒」などのオリジナル商品も人気です。
女性南部杜氏である横沢裕子さんの醸す日本酒が全国新酒鑑評会で継続的に金賞を受賞しており、特に伝統的な南部杜氏の技術と現代的な酒造りを融合させた本格派の日本酒が高く評価されています。2005年に7代目蓂元の娘である横沢裕子さんが杜氏に就任し、父から娘へと受け継がれた技術で「つきのわ」の味わいを守り続けながら、夫婦一体で新しい月の輪スタイルを創造しています。
〒028-3303 岩手県紫波郡紫波町高水寺字向異101