北海道旭川の地酒『男山』。350年以上の歴史を持つ伊丹の銘酒「男山」の正統を継承。大雪山系の万年雪が濾過された清冽な伏流水を使用し、厳寒の気候を活かした酒造りを行う。1977年、日本酒では世界初となるモンドセレクション金賞を受賞し、以来40年以上連続で国際的な賞を受賞。約40種類の商品を展開し、2024年9月には「OTOKOYAMA SAKE PARK」を開設
寛文元年(1661年)、五摂家の筆頭・近衛家が伊丹の領主として酒造りを奨励し、「木綿屋山本本家」が男山を醸造開始。元禄から享保期に最盛期を迎え、享保17年(1732年)には八代将軍徳川吉宗の御膳酒に指定される。明治期に本家は廃業するも、明治32年(1899年)、新潟県南蒲原郡出身の初代山崎與吉が旭川に山崎酒造を創業。当時の主力銘柄は「今泉」「今代旭」で、大正から昭和初期には3000石を超える生産量を誇った。昭和中期、山崎酒造は伊丹の山本本家の子孫を探し出し、正統な男山の復活へ。昭和43年(1968年)、新社屋完成と共に「男山株式会社」に改称し、同時に「男山酒造り資料館」を開設。この際、木綿屋山本本家の子孫から正統継承を証する判と判袋が三代目山崎與吉に手渡される。昭和52年(1977年)以降、モンドセレクション金賞をはじめ、インターナショナル・ワイン・チャレンジ、ワールド・ワイン・コンペティションなど国際的な賞を40年以上連続受賞。北海道の風土と350年の歴史を融合させ、世界に誇る日本酒として発展を続けている
2024年9月に新たにオープンした「OTOKOYAMA SAKE PARK」で酒造り資料館を運営。営業時間9:00-17:00(試飲・カフェは16:30クローズ)で年中無休。江戸時代の貴重な酒器や文献を展示、無料試飲コーナーで約種の日本酒を楽しめる。山系の仕込み水「延命長寿の水」を無料開放。一升瓶スベリ台などファミリーで楽しめる施設
1977年、日本酒で世界初となるモンドセレクション金賞を受賞し、以来級40年以上にわたり連続受賞という国際的に稀な快挙を達成。純米大吟醸をはじめとした代表銘柄が国内外の酒類コンクールや全国新酒鑑評会で多数の金賞を受賞し、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)でも継続的に評価されている。江戸時代の伊丹の名酒の正統を継承し、現在は20以上の国や地域へ輸出している
〒079-8412 北海道旭川市永山2条7丁目1番33号
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