明治32年(1899年)創業、小樽市に残る唯一の酒蔵。日本でも珍しい四季醸造蔵として、北海道の冷涼な気候を活かし年間を通じて酒造りを行う。全量北海道産米100%使用、全量純米酒という明確なこだわりを持つ。天狗山の雪解け水が地下水となった伏流水を仕込み水に使用。亀甲蔵での見学・試飲は観光名所として人気
明治32年(1899年)、小樽市で創業。かつて50軒以上の酒蔵があった小樽で、現在唯一残る酒蔵として120年以上の歴史を誇る。代表銘柄「宝川」を中心に、地元小樽の食文化と共に発展。明治38年(1905年)建築の石造倉庫群は、元々海産物倉庫として使用されていたが、現在は醸造蔵「亀甲蔵」として活用。小樽市指定歴史的建造物に指定されている。一般的な寒造り(冬季のみの醸造)と異なり、北海道の冷涼な気候を活かした四季醸造を実現。これにより一年中搾りたての生酒を提供できる、全国でも珍しい酒蔵となった。平成以降は全量北海道産米、全量純米酒にこだわり、地産地消と高品質化を推進。令和6年南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞、2019年秋季全国酒類コンクール純米吟醸・純米大吟醸部門第1位最高特賞など数々の受賞歴を持つ。小樽運河から徒歩圏内の亀甲蔵では毎日無料見学・試飲が可能で、観光酒蔵として地域振興にも貢献している
明治38年築の木骨石造建築を活用した亀甲蔵では年中無休で無料見学を実施。営業時間は9:05-17:55、見学時間は9:05-17:30(所要時間10-15分)。四季醸造蔵として一年中酒造りの様子をガラス越しに見学でき、代表銘柄や季節限定酒の試飲も楽しめる。小樽市歴史的建造物に指定された蔵は小樽運河から徒歩圏内にあり、10名以上は要予約。お酒が飲めない方には甘酒や黒豆茶を用意
代表銘柄「宝川」は数々の権威ある賞を受賞。令和6年南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞、令和5年南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞(全国第6位)、2019年秋季全国酒類コンクール純米吟醸・純米大吟醸部門第1位最高特賞、2016年全国酒類コンクール純米吟醸酒部門全国第1位を獲得。札幌国税局新酒鑑評会では道産米吟醸酒の部・純米酒の部で金賞を複数回受賞し、小樽唯一の酒蔵として北海道の日本酒業界をリードする存在
〒047-0031 北海道小樽市色内3丁目2番5号