小松市にある1860年創業の老舗酒蔵。「地酒は土地の文化」という理念のもと、地元小松産の米、白山山系の伏流水、金沢酵母を使用した地産地消の酒造りを実践。蔵の建物12棟が国登録有形文化財に指定され、特に地元産の観音下石(かながそいし)を使った石蔵は全国的にも珍しい。主力銘柄「神泉」は隣接する神社の湧水から命名。少量生産にこだわり、大吟醸・純米・本醸造を中心に丁寧な酒造りを続けている。
万延元年(1860年)、初代源右衛門が創業。地元の米と隣接する神社から湧き出た神聖な水を使って酒造りを始め、この湧水にちなんで「神泉」と命名した。以来160年以上にわたり、地域に根ざした酒造りを継承。2009年には12棟の蔵建築が国登録有形文化財に指定され、2017年には小松市の石の文化「珠玉と歩む物語」の構成文化財として日本遺産に認定。近年はKURAMASTER2020でプラチナ賞、全国燗酒コンテスト最高金賞など数々の賞を受賞。地元石川県内を中心とした限定流通により、品質重視の少量生産を貫いている。
蔵見学と試飲が可能です(要予約)。所要時間は約30分(酒蔵見学20分、販売所/試飲10分)で、料金は800円です。受入人数は最少4名、最大20名で、公式ウェブサイトのお問い合わせフォームから予約が必要です。
2009年に酒蔵が国登録有形文化財に指定され、2017年には小松市の石文化『珠玉と歩む物語』の日本遺産の構成文化財として認定されました。KURAMASTER2020でプラチナ賞、2021金賞を受賞し、全国燗酒コンテストでは最高金賞を受賞するなど、国内外で高く評価されています。
〒923-0033 石川県小松市野田町丁35