株式会社吉田酒造店

明治3年（1870年）に創業された吉田酒造店は、石川県白山市の「山島」という酒造村で150年以上にわたって酒造りを続けてきました。代表銘柄「手取川」の名前は、兵士たちが手と手を取り合って急流を渡ったという武勇伝に由来します。「和醸良酒」の精神のもと、「人の和が良い酒を醸し、良い酒が人の和をつくる」という理念を代々大切に受け継いでいます。現在は7代目の吉田泰之氏が経営し、伝統と革新を両立させた酒造りを実践しています。2021年からは全電力を再生可能エネルギーに切り替え、環境負荷を減らした持続可能な酒造りに取り組んでいます。白山の恵みを受けた自然環境の中で、地元の米と水を使った酒造りを通じて、地域の文化と伝統を守り続けています。

現在のところ、定期的な酒蔵見学は実施していませんが、事前にお問い合わせいただければ個別対応を検討いただける場合があります。詳細については、直接お電話（076-276-3311）でご相談ください。蔵元は白山の稜線を望む美しい田園地帯に位置し、翡翠の山々と豊かな自然に囲まれた環境で酒造りを行っています。