有限会社藤橋藤三郎商店
嘉永元年(1848年)創業の深谷市の老舗酒蔵。渋沢栄一と同じ時代を歩み、「忠恕の心」(まごころと思いやりの精神)を大切に酒造りを行う。代表銘柄「東白菊」は、関東の「東」、清酒の純粋さを表す「白」、日本酒の芳香を表す「菊」を組み合わせた名前。大正時代のレンガ造りの煙突が埼玉県景観重要建造物に指定されるなど、歴史的価値のある建造物を保有。
県庁所在地: さいたま市
関東
東京のすぐ北に位置する埼玉は、都市の利便性と豊かな歴史が融合した場所。「小江戸」として知られる川越のような魅力的な古い町並みが残っています。その酒造りの伝統は関東地方で最も古く、力強く風味豊かなスタイルを生み出しています。
嘉永元年(1848年)創業の深谷市の老舗酒蔵。渋沢栄一と同じ時代を歩み、「忠恕の心」(まごころと思いやりの精神)を大切に酒造りを行う。代表銘柄「東白菊」は、関東の「東」、清酒の純粋さを表す「白」、日本酒の芳香を表す「菊」を組み合わせた名前。大正時代のレンガ造りの煙突が埼玉県景観重要建造物に指定されるなど、歴史的価値のある建造物を保有。
宝暦三年(1753年)創業、270年以上の歴史を誇る秩父を代表する老舗酒蔵。代表者は長谷川浩一氏。秩父の名峰武甲山を酒銘とした「武甲正宗」が代表銘柄。平成の名水百選に選定された武甲山伏流水を仕込み水に使用。店舗は国指定登録有形文化財に指定され、秩父谷に残る最も古い店構えの面影を残す。小蔵の手造り酒にこだわり、杜氏をはじめ蔵人全員が秩父在住者で地元に根ざした酒造りを行う。日本酒以外に甘酒、塩麹、味噌なども製造。
寛永2年(1625年)から続く歴史ある建物を使用し、平成15年(2003年)から株式会社タイセーとして運営されていた秩父の酒蔵。代表者は笠原晃二氏。代表銘柄「秩父小次郎」は、武甲正宗、秩父錦と並ぶ秩父三大銘酒の一つとして地元で愛された。日本酒本来の伝統と日々新たな可能性を追求し、こだわりを持って酒造りを行っていたが、令和6年(2024年)3月15日をもって休業。
寛延二年創業(1749年)。270有余年以上の歴史とともに、山深い秩父の里で育まれてきた銘酒『秩父錦』を醸造。甸武山系から発する荒川水系の水を使用し、兵庫県産山田錦や長野県産美山錦などの良質な酒米を自家精米して酒造りを行う。全国新酒鑑評会7年連続金賞受賞の実績を持つ。
江戸末期の嘉永年間(1850年)に創業し、約170年にわたり酒造業を営む老舗酒蔵。主力銘柄『直実』は平安末期から鎌倉期の武将・熊谷直実公に由来し、地域の歴史と文化を受け継いでいます。良質な酒米と熊谷の豊かな自然環境を活かした酒造りにより、全国新酒鑑評会でも金賞を受賞するなど、品質の高い日本酒を醸造しています。
天保11年(1840年)に創業された、180年以上の歴史を持つ埼玉県幸手市の老舗酒蔵です。主力銘柄『豊明』を醸造し、日光街道と日光御成道の合流地点近くに位置しています。2013年からは26歳で蔵元を継いだ石井誠社長が「楽しくなければ酒じゃない!」をモットーに、伝統を守りながらも現代的な酒造りに取り組んでいます。
川越で育てた米と水を使い、川越唯一の酒造として地元の方々に支えられながら酒造り続けている。日本屈指の極小サイズのマイクロブルワリーで、醤油蔵の一角を借りて酒造りを行う。テニスコート1面分、コンビニ2軒分の敷地で、平成生まれの新酒蔵として注目を集める。
文政4年(1821年)に創業された、200年以上の歴史を持つ埼玉県久喜市の老舗酒蔵です。主力銘柄『寒梅』を醸造し、伝統的な酒造りの技術を大切にしながら、久喜市の豊かな自然環境を活かした酒造りを続けています。江戸時代からの長い歴史を持ち、地域に根ざした酒蔵として、地元の人々に長く愛され続け、久喜市の文化と伝統を体現する重要な存在です。
明治27年(1894年)に創業された歴史ある酒蔵で、埼玉県上尾市に拠点を置き130年近い酒造りの伝統を継承しています。主力銘柄『文楽』は、日本の伝統芸能文楽の三位一体の精神を日本酒造りに活かしたいという創業者の想いから命名されました。IWC日本酒部門でトロフィーを受賞するなど、国内外で高く評価される品質の日本酒を醸造しています。
文化5年(1808年)創業の老舗酒蔵。創業者小山屋又兵衞が播州で酒造技術を習得後、武蔵国足立郡指扇村(現さいたま市西区指扇)で創業。1万坪の敷地に170基以上の貯蔵タンクを持つ大規模蔵元として、金紋世界鷹を代表銘柄に多彩な商品を製造。東京市場に特化した東京盛ブランドや、現代的なデザインの界シリーズなど、伝統と革新を両立させた酒造りを展開している。
埼玉県比企郡小川町に位置する1851年創業の老舗蔵元。代表銘柄『帝松』を醸造。特異な地下天然水を使用し、150年以上の伝統を守りながら、全国新酒鑑評会で8年連続金賞受賞という実績を持つ。
明治15年(1882年)創業の埼玉県の総合酒類メーカー。代表取締役は5代目の麻原健一氏。本社は毛呂山町にあり、日本酒、焼酎、リキュール、ワイン、ビールなど幅広い酒類を製造・販売。2011年3月の火災で本社蔵が全焼したが、新潟県長岡市で日本酒製造を継続し、越生ブリュワリーでその他の酒類を製造している。埼玉県の酒造好適米「さけ武蔵」を使用した酒造りにも取り組み、小ロットOEM商品開発も手がけている。
弘化1年(1844年)創業の老舗酒蔵。高麗川のほとりに位置し、清流の恵みを受けた酒造りを180年近く続けている。代表銘柄『君が旗』は奥武蔵の酒として地元で長年愛され、『高麗王』は開運出世の酒として親しまれている。『かわせみの里』は清流高麗川をイメージした爆やかな味わいで、地域の自然と伝統を体現している。
享保13年(1728年)創業、約300年の歴史を持つ埼玉の老舗酒蔵。2018年に長瀞へ蔵を移転し、長瀞蔵として再出発。原料は「さけ武蔵」など埼玉県産米のみを使用し、仕込み水は名水百選に選ばれた長瀞風布地区の湧水を使用。蔵人も全員埼玉県民で構成し、「埼玉でしか造れない地酒」にこだわる。『技で磨き、心で醸す』をモットーに伝統の日本酒造りを継承。IWCなど国際的なコンペティションでも多数受賞。
埼玉県秩父市吉田地区に位置する酒蔵で、主力銘柄『九重桜』を醸造しています。『九重桜』の名前は、艶やかな見た目と繊細な味わいから命名され、秩父の自然豊かな環境で育まれた日本酒です。伝統的な酒造りの技術を大切にしながら、秩父の山奧での酒造りを通じて、地域の文化と伝統を体現する日本酒を造り続けています。
寛延元年(1748年)、近江商人であった釜屋新八が創業した酒蔵。武蔵野の優秀な酒米と利根川の豊富な水、中山道と日光街道という主要街道の地の利を活かして酒造業を始めた。270年以上の伝統を持ちながら、生麤仕込みや瓶内二次発酵、ワイン酵母仕込みなど新しい取り組みも行い、伝統技術と革新的な酒造りを両立させている。
明治4年(1871年)創業、150年以上の歴史を持つ酒蔵。人形の町として知られる岩槻にあり、代表銘柄『万両』と地名を冠した『岩槻』で地域に根ざした酒造りを行っている。酒造資料館を併設し、日本酒の歴史や酒造道具の展示を通じて日本の酒文化を伝えている。
慶応元年(1865年)に創業された歴史ある酒造メーカーで、埼玉県蓮田市に本社・工場を構えています。160年近い歴史を持ちながら、『美味しさ』『価格』『サービス』にこだわった独自の展開を行っています。約60年前から池袋に直販居酒屋を出店し、消費者との直接的なつながりを大切にしながら、品質の高い日本酒を提供しています。
埼玉県小川町の地酒蔵として、地域の方々に愛していただけるお酒を念頭に品質にこだわった酒造りを行っている。全量自家精米、花酵母使用、有機農法米使用など、独自の取り組みを行う。精米歩合は最低65%(大吟醸は39%)で、全国平均の72.5%を大きく上回る高品質を実現。
埼玉県蓮田市に位置する1848年創業の老舗蔵元。戦後日本で初めて全量純米蔵となった先駆的な蔵元。『酒は純米、燗ならなお良し』をモットーに、米と米麹と水のみで、何も足さず、何も隠さず、職人の技と農家と時間を味方として、じっくり丁寧に造り上げている。
埼玉県飯能市に位置する明治30年(1897年)創業の蔵元。奥武蔵の自然に囲まれ、名栗川と成木川の合流地点に立地。代表銘柄『天覧山』は、明治15年に明治天皇が羅漢山(現天覧山)に登り軍事演習を天覧したことに由来。奥武蔵の自然を活かした酒造りを行っている。
安永年間(1775年)に創業されたさいたま市内最古の酒蔵で、旧浦和市唯一の酒蔵として250年近い歴史を継承しています。主力銘柄『旭正宗』は、朝日のような爆やかさと商売繁栄を願って命名され、地元に根ざした日本酒の企画・製造・販売を行っています。現在は委託醸造でありながら、伝統と品質を保ち続けています。
文化2年(1805年)、近江商人の横田庄右衛門が日本橋で修業した後、行田の地で創業した酒蔵。代表銘柄『日本橋』は、創業者が修業した旧日本橋に由来し、220年近くの伝統を持つ。『初心忘るべからず』『三方よし』を方針とし、売り手、買い手、世間全ての利益を考えた酒造りを続けている。
明治13年(1880年)に創業された、140年以上の歴史を持つ埼玉県児玉郡美里町の老舗酒蔵です。主力銘柄『天仁』を醸造し、伝統的な酒造りの技術を大切にしながら、美里町の豊かな自然環境を活かした酒造りを続けています。地域に根ざした酒蔵として、地元の人々に長く愛され続け、美里町の文化と伝統を体現する重要な存在です。